医療技術は多くの人を救う

3年くらいで飛躍的に進歩するのはなぜ

医療技術は常に進歩を続けていますが、医療技術は一般的に「3年くらいで飛躍的に進歩する」といわれています。
これはなぜなのかというと、いくつかの理由を挙げることが可能です。
まず最大の理由となるのが、「医療技術の結果はすぐに出るものではない」ということです。
例えば「歩くことのできない患者を歩くことができるようにする手術」などがあった場合、その手術の成果はすぐに確認することはできません。
もし手術が完了した翌日に歩行することができていたとしても、その方法が「広く採用される技術」として認められるまでには時間がかかります。
なぜならば医療行為の最大の目的は「症状を改善する」ことではなく、「患者を健康にする」ということだからです。
「歩くことができない患者を歩くことができるようにする手術」であれば、その患者が歩行可能になってから、その後しばらくにわたって症状の再発が無いという状況を確認しなくてはなりません。
万一施術が完了した一週間後に症状が再び悪化するようなことがあれば、それは医療技術としてはまだまだ未完成といえるでしょう。
術後数年間にわたって問題が無いことが確認されて、はじめてその技術は「医療技術として使用するに問題が無い」と判断されることとなるのです。
最新の医療技術が完成した場合であっても、その治療が世に認められるまでには時間がかかるということには、これが最も大きく関係しています。
これは手術を例に取った話ではありますが、投薬治療であろうと、運動療法であろうと、これと全く同じことが言えます。
どんな治療方法であろうとそれが広がっていくまでには数年間の時間が必要となるのです。
そして一般的な人に医療技術の進歩が実感できるまでには、どのような医療機関であってもその医療技術を使用することができるというようにならなくてはなりませんから、結果として、医療に関する技術は「3年くらいで進歩する」と認識されるのです。