医療技術は多くの人を救う

科学の進歩と同じくらいのスピード感

私たちの生活は日々豊かになっています。その背景には化学が飛躍的に進歩したことにほかなりません。そして化学の進歩を同じスピード感で医学も進歩してきています。

 

医療技術そのものが進歩していることは間違いないのですが、化学の進歩よって今まで行うことのできなかった医療が行えるようになっていったのも事実です。例えば白内障の手術は角膜の境目を大きく切り開き、そこから濁った角膜を取り除くという物でした。手術後は1週間寝たきりになりゴーグルのようなものを掛けて目を保護しなけらばならず、おまけに視力を低下させてしまいました。現在は2ミリ程度切開し、そこに超音波を発するチップをいれ、その超音波で水晶体の濁りを破壊します。この方法なら術後すぐに起き上がることができ視力の低下もありません。この医療技術は科学技術が生み出した超音波チップがなければ成功しない方法です。

 

またこれから先も化学の進歩によって医療技術は向上していくでしょう。例えば照射位置をリアルタイムでモニタリングすることで患部に的確に照射する制御装置の開発がされています。これによって今まで最終的には医師のスキルに委ねられていた手術を誰が行っても差がないようになったりします。他にも分子レベルで作られた機械を用いた科学技術を、医療技術に応用して、超小型の探索船に薬やカメラ、超小型の手術道具を乗せて目的となる細胞まで運びます。そして体内な何が起きているか調べたり、その場で直接治療を行うことができるようになるかもしれません。今現在でもカプセル型の内視鏡に超小型カメラを搭載し、それを飲むだけで腸などの状態を見ることができるようになっています。これらの医療技術は医学の発展だけでは実現のできないことです。

 

このように科学が進歩をしていくと、それを医療の世界に応用していくことで、科学の進歩と同じくらいのスピード感で医学も進歩していっているのです。そしてこうしている間にも科学はどんどん進歩していき、それは同時に医学もどんどん進歩していっているということです。